娼婦と淑女 第45話 「眞一との絆」 あらすじ

娼婦と淑女 第45話 「眞一との絆」あらすじ

清風苑へ眞一を訪ねてきた麗華。しかし麗華は千鶴にぼろくそに
言われて追い返される。
その麗華の姿を見た眞一は 後を付け、娼館となった元清瀬家の
ドアを開ける。

そこには 美しく着飾った麗華と紅子が。

眞一の姿を見て 麗華は驚き
「あなたなんて知らない、あなたなんて私の子供じゃない」
眞一を拒否

母に捨てられたと思った眞一は その場を飛び出す
紅子が後を追うが
「なんだよ 二人とも 何やってるんだよ
おまえもあいつも かあさんなんかじゃない!」


抱きしめようとする紅子の手をはらいのけ
「さわるな!」 と眞一は飛び出していく

麗華は マリア像に祈りをささげていた
紅子が 飛んできて
「謝る相手がちがうだろ、今すぐ眞一を追え!」
というが

「行かない、行けない、行かない」


「何言ってるんだ 今行かないでどうする!」


「眞一に娼婦だと言うことも知られてしまったわ
昼間 別邸に会いに行ったけど お母さんに
追い返されたわ」


「千鶴さんに?」

「眞一にも あんなこと言ってしまって・・
あたしには 母親の資格なんてない・・
もうほんとに 合わせる顔なんてないわ」


「追えよ!今行かないとほんとに 駄目になっちまうぞ」


「無理よ無理 行かないわ」

眞一を探しに行こうとする紅子に康助は
「出て行ってもかまわないのですよ、君がいると
麗華が苦しそうだ」
 と あやしげな言葉をかける

清風苑に電話しても 誰も出ない

眞一が心配でしかたがない紅子

一方 家に戻った眞一は 他の子供たちに見てきたことを話し
紅子が娼婦だったと言って けんかになる
(ここがちょっと疑問 あんなに小さな子供が
娼婦という存在を 果たして知ってるかどうか)

けんかを止めにはいる千鶴に
「ばぁばなんか 嫌いだ 麗華かあさんを追い返しただろ
知ってるんだぞ それに麗華かあさんは満州だなんて
嘘ばっかりだ おかあさんは 娼婦じゃないか!」

 眞一は再び 家を飛びだす


そのころ 娼館では 孝太郎がボーイになって働いていた
驚く紅子 麗華も驚く
「麗華は嫁ですよ」という孝太郎に
周りの娼婦も康助も 面白がる

康助は 麗華に
「あんなに大きな子がいたんだね、あの子のために
前借をしたんだね」と まるでちゃかすように
言う

そこへ千鶴が血相を変えて 入って来る
紅子と 麗華にさんざん 悪態をついて
眞一が行方不明だと 伝える

眞一を思って 胸が苦しくなる 紅子と麗華

そのころ眞一は 藤堂の事務所にいた
「二人とも娼婦をやっていたのに おじちゃんは
許せるのか? 紅子かあさんもやってたんだぞ
結婚するんだろ? おじちゃんは許せるのか?」


と聞く眞一に

「あいつは あんな気性だ 納得するまで
やらせるしかない」 
藤堂は答える

「おじちゃんでも 止められないのか・・
そうか おじちゃんも苦労してるんだな・・」

と 大人びた言葉をはく 眞一

眞一に おまえだってあいつと長くいるんだから
あいつの気性は わかってるだろ?
娼婦だからと言って 二人とも嫌いなのか?
そう簡単に 嫌いになんか なれないよな?

と 話す 藤堂

眞一の父も麗華のことも知っているという藤堂に
心を許す眞一

自分の子じゃないと 言われたと 藤堂に話すが
「迎えに来てほしいんだろ?そしていっしょに
暮らしたいんだろ?」
と 藤堂に言われ

「来ないよ、だって僕は見捨てられたんだ・・・」



藤堂から連絡があり 眞一の無事を聞いて 倒れる紅子
夜昼働いて 肉体は限界だった

麗華に迎えに行くように 紅子は 話すが

「眞一に合わせる顔なんてない、怖い!!」

と 麗華は拒否するばかり

「おまえが眞一と向き合うまであたしはここにいる
娼婦もやめない」
と 言いながら
客をとる 紅子

孝太郎は 紅子が寝ていないこと 麗華のために
必死なことを 麗華に話す

麗華は 客をとりおえた紅子のところを尋ねて
「やっぱり紅子が 行って。 あなたがこの6年
眞一といたんだから 私は眞一のことがわからない・・」

と いつまでも ぐずる麗華に業を煮やして

「もういい おまえには頼まない あたしが眞一の
母親になる」
 と紅子は覚悟を決める

眞一を迎えに娼館を出る紅子に
「もう娼婦は やめるのかな?」と康助は言葉をかける

そして 麗華の部屋へ行くと
麗華の口から
眞一の父が 久我山の種違いの兄弟真彦であることを
聞かされる

さらに麗華は真彦を紅子と 取り合ったこと
最後まで真彦の心は 紅子だったこと
しかし 麗華に子供が生まれたこと

そんな 懺悔を聞いていて どんどん康助の顔色が変わる

「憎き真彦が愛した女 紅子・・逃がさないよ」と
康助は 一人でワイングラスをかたむける。


一方 藤堂の事務所で 眞一を迎える紅子
眞一はがっかり
「やっぱり 僕は捨てられたんだね 麗華かあさんに」
と泣く眞一を

抱きしめて
「麗華かあさんは 怖かったんだよ
突然だったからな そしてあんなこと言ってしまったから・・

紅子かあさんは どんなことがあっても眞一を見捨てたり
しないからな・・」



紅子と 眞一は清風苑に戻り 子供たちとも仲良くなり
眞一にも 笑顔が戻る

紅子は 杏子の店で報告して 
「もう 娼婦はやめるのね?」 と 杏子が言うと
麗華が心配だから まだ続けるという紅子


紅子は 藤堂のおかげだと 杏子と話し
しかも孝太郎が 「紅子は私の娘だ」と
とにかく紅子のために 何かしたいと 娼館にボーイとして
入りこんだことを 聞く。
杏子も心から 紅子の幸せを願っていて
束の間の 家族の愛を かみしめる紅子

杏子の店を出ると そこには外人相手の娼婦が居た

「I am Aiko.」 その娼婦の言葉に
思わず 見つめる 紅子

それは 死んだと 思った藍子だった・・つづく



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