サロゲート

評価は★★（10点満点）

ブルース・ウィリスの　サロゲート　見てまいりました。

一昔前は、アクション物と言えば　ブルース・ウィリスか
今はロサンゼルス州知事になっている　シュワちゃんか
どっちか・・って感じで　2人の映画はよく見ました。

州知事さんになって　落ち着いてしまっているシュワちゃんを
考えると　ブルース・ウィリスってよほど　映画が好きなんだなって
思わずには居られません。


さて　サロゲート

実は　英語では　Surrogate　と書きます。
これね　代理という意味です。
（サーゥリゲイトこんな風に聞こえます　発音）
毎日車の中で　聞き流しているＡＦＮ（米軍基地放送）で
Surrogate mother　という言葉をよく聞くのですが
これ　代理母という意味。
これで　おわかりでしょ？


映画「アバター」と　似てるんだけど
人類は　自分の脳波でコントロールできる　Surrogateを
開発するんです。

容姿は自分に似せても結構。20年前の自分に似せても結構。
または　似ても似つかぬ姿でも結構。
ただし、ロボットですからね、自分は家の中で
寝ているだけ、美人になって　外で　いろんな楽しい体験します。


(こんなふうにセカンドライフの私のようにセクシー美女に変身）

戦争に行くときも　もちろん　ロボット
そうすれば　たとえ撃たれても、ロボットとのコンタクトを
切断してしまえば　自分は無事。



いいことだらけのように　思えますよね。

でも　・・・


考えてみて。

外で歩き回る自分が　どんなに美しくなって　イケメンと
恋愛しようが　そのイケメンも　ロボット
中身は　家で　寝てるんです。

その家で寝ながら　ロボットを操作しているご本人様は
年もとるし、容姿もだんだん残念になるし
それに　なんだろう・・・
このむなしさは・・・

美人になって、或いは20代の美しい男性になって
最初は

おおおおおおおおおおおおおお！！！


という世界だったはずなのに・・

ロボットが　家へ帰り充電器に入り、生身の自分が
起き上がって　鏡を見ると・・・


私ね、アバターにしても　このサロゲートにしても
こんな映画ができるってことは　もう理論的には
可能な段階まで　来てるんじゃないかと　思うのです。
だって　昔　ＳＦで描かれていた　未来の生活って
ほとんどが実現してません？

でも　これを使うことは人類を破滅に導くでしょう

人間　年をとるのは悲しい。
容姿も美しいにこしたことはない

だけど　それだけじゃないじゃない！

命は限りあるから　美しいし　毎日この一分一秒を
大切にしようと　思うんじゃないかな。


と　思わせる映画でした。



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