まずは 大不評だった
相棒13ですが、そもそも思いません?
カイトくんの大親友の妹で、しかも自分も親しかった妹みたいな女性が
暴漢に殺され、 「責任能力がなかった」 ということで、刑をまぬがれてしまった。
当然、家族としては 「法が裁かないのなら、俺がぶっ殺す」って思いますよね。
私だって、私の大事な「彼」や「先生」が理不尽な死に方をして、しかも犯人が罰せられないのだとしたら
「一生許さないと思います。」
カイトくんは、そんな友達が復讐しようとするのを止めて、自分が変わりに殺さない程度に
ボコボコにして 「ダークナイト」 という義賊になって、悪を懲らしめる。
最初は、親友のためにだけのつもりだったかもしれない。それが、右京に言わせると
世間から注目を浴び「ヒーロー」になったのでやめられなくなった・・・・
ダークナイトを崇拝するあまりまねするやつが出てきてしまったり、そのうちにすぐ
なぜか右京はカイトがダークナイトだと気付いてしまうのですが。
でも、どう考えてもこの筋書きには無理がある。 だって、いくら友達の妹の敵をうちたくても
刑事であるという職業な以上は、絶対に罪を犯すことはできない。 これは
基本的なことですよね。
だからカイトくんを犯人にして、 さようなら・・という終わり方、きっと今までで最低でしたね
願わくば 相棒14に仲間由紀恵さんなどが 参加なさいませんよう。
ここは 「イケメン枠」で残しておきましょうよ。
もともと、この相棒シリーズの杉原右京の謎解きに魅力を感じてみているわけではありません。
だって、「刑事コロンボ」の 二番煎じであり、田村正和様の 「古畑任三郎」の 三番煎じでは
ありませんか。
ここからは私個人の感想の極論です。
コロンボはなぜか同じ展開になるのに、飽きなかった。 でも古畑任三郎のあのコロンボのまね、
きついものがありました。 杉下右京も同じ、ただ、イギリス紳士としてのマナーをもっていて
そのあたりのストーリーはとても面白かったですね。
だから相棒は、周りの相棒がよくて見ていました。 ミッチー王子様の神戸尊、これが終わりと
がっかりしていたら なんと 成くん のカイト君。 悦子役の宝塚の女優さんは好きになれませんでしたが
(宝塚は大好きなのです。
****************************************************************************
次にひどかったのが ○○妻
はっきりしない妻の態度にイライラ、そして元祖王子様らしくないヒガシのあの
なさけなさっぷり・・・
そして契約妻に前科があったというときに、保身のために一旦は妻を捨てようとした
ヒガシ王子。 そして、やっと妻がいないと自分はダメだと気付き、プロポーズ
これで チャンチャン♪♪ で ハッピーエンドにすればよかったじゃない。
どうして ひかりを殺す必要がありました?
確かにひかりは、保護責任者遺棄致死という犯罪を犯しましたが、
もう十分償ってきていると思います。
正純王子と一緒に幸せになる権利があってもよかったのでは?
ウロボロスに至っては、小栗君と生田くんがラストに二人とも死んでしまうなど
ほんとにこのごろのドラマはどうなってるの? と思いました。
結局あれかね? みんな幸せな人が多いから、ドラマでは不幸なことをのぞんでいるってこと?
私なんか、毎日が不幸だからドラマやバラエティで笑って、喜んで泣いてやっと精神を
保っているので、こんなハッピーエンディングが続かないドラマが続くのなら
日本のドラマを捨てますね。
その点、視聴率が悪かったそうだけど「流星ワゴン」はほんとうにおもしろかった。
うちの近くが撮影現場であることもあり、また忠さんがおもしろすぎたでしょ。
橋本さん親子にも癒されたし、ビデオを何回も巻き戻して泣きました。
最後の最後、ワゴンの旅が夢かと思っていた和夫に、死の淵をさまよう 忠さんは
「生きとったか・・・さすが わしの 息子」と 息も絶え絶えに一雄に 告げる。
そして喪服を取りに戻った一雄は 黒ひげ一発ゲームが部屋に残っているのに気付き
それには、横浜市都筑区 センター北阪急百貨店の屋上の観覧車に忠さんと
一雄が二人で乗った写真がちゃんと残っていました。 健太のプレゼントでした。
銭の戦争も
最後の最後まで好きだったんだけど、終わり方が結局500円(くさなぎ)は赤松の二の舞になって
金の亡者になってしまった・・・ というなんともすっきりしない終わり方。
大島といい感じだったんだから大島とハッピーエンドでいいじゃない。
とこのようなことを思った今回のドラマでした。
- 関連記事
-
コメント