ルーズヴェルト・ゲーム 第三話 あらすじ ネタばれ
ライバル会社・イツワ電器から実用新案権の侵害で提訴された青島製作所。細川(唐沢寿明)はイツワ電器の狙いが訴訟に勝つことではなく、訴訟を起こされたという風評によって青島製作所の信用を貶める事だったと気がつくが、時既に遅く、訴訟問題を知った取引先から次々と取引の中止や一時見合わせの申し出を受け、青島製作所はイツワ電器の狙い通り窮地に追い込まれる。
細川は弁護士の速水(木本武宏)から訴訟問題の早期打開策は和解しかないと助言され、早速和解交渉の申し出を試みようとするが、ジャパニクスの筆頭顧問弁護士でイツワ電器の弁護士も務める国鱒(蛍雪次朗)からは200億円の賠償金を払わなければ和解には応じないと突っぱねられてしまう。
そこで細川は専務の笹井(江口洋介)から経団連の副会長である上田に働きかけ、イツワ電器と裏で通じているジャパニクスの諸田社長(香川照之)にあえて和解交渉の仲裁役を務めさせるよう仕向ける。
速水からの連絡で、イツワの実用新案権はなかば強引にとられたふしがあり
もしかしたら、和解交渉の席までに「いい知らせ」を持っていけるかもしれないと
連絡が入る。
そうやって、細川はようやくイツワ電器の坂東(立川談春)を和解協議の場につかせるのだが
そこには口利きをした経団連の副会長である上田も立ち会うことになり
速水の連絡を待つ細川は、イツワの実用新案権取得の裏には、何かあるのでは?
と 問い詰めるがそこに速水からの連絡が・・・
速水にイツワの情報をもらしたのは、実は罠であり、このまま速水が和解交渉の席に行くと
弁護士としての権利をはく奪されると脅されたと速水は細川に一方的に電話を切られる
万策つきた。 経団連からの上田副会長からは 「失望した」と言われる細川
雨に濡れながら会社に戻るその足取りも重く、細川の顔は涙にぬれていた
青島の経営陣からは、細川の責任を問う声が強まり、笹井の口からは
「民事再生法」しかないだろう という提案が上がる。
気落ちした細川は食道で野球部監督の大道と出会い
「青島会長との賭けに負けたから、野球部を存続しているだけで
それも次の都市対抗までだ」と細川が言うと
大道は、「それなら勝って、勝って、勝ち続けてやる」と
細川に大声で怒鳴る
一方、野球部員たちの熱意により野球部への入部に心を動かしつつあった沖原(工藤阿須加)は
細川が打ち出した大規模なリストラ敢行により、解雇の対象者にされてしまう。
従業員の中からも、野球部だけえこひいきされているのではないかと不満があがる。
どうしても沖田を切れという細川に三上部長はなんとか沖田を守りたいというが・・
役員会でも却下されてしまうが三上はリストラで人事部の連中の残業代がかさむことを理由に
沖田は派遣社員としては切り、新たに正社員として人事部に雇用して人事部の残業代を
節約すると提案する。 笹井はロマンチストだと却下するが
実際に沖田が入った場合をその場で計算した、細川は沖田の正社員の雇用を認める
そんな矢先今度はピッチャーの萬田(馬場徹)に異変が起こり…。
いち早く気づいた大道は、萬田を変えさせるがそれは部員達の不満につながり
沖田があることに気づき、病院へ行くと、萬田が出てきて
「野球肘」で一年ぐらいはボールを握れないと医者に診断されていると萬田は告げる
野球部の部員達は、萬田を守る!と決意をする
だが萬田は夜のグラウンドに沖田を呼び出し、沖田にカーブの投げ方を
指導する。痛い肘をこらえて、何度も何度も練習させる萬田
そして沖田がカーブが投げられるようになると
「付き合ってくれてありがとう」と 沖田に言い
「ありがとうございました」とグラウンドに一礼して、萬田はグランドを去る
そして、萬田は会社を辞めることを決意し、最後の最後まで
「野球部を応援してやってほしい」 と必死で製造部のみんなに訴えかける
そんな中、細川にジャパニクスの諸田から電話がかかり
そこにはイツワの坂東もいた
「吸収合併したい」 との話しであった。
一方都市対抗野球のグラウンドに出た青島野球部は歓声に驚く
萬田の説得でみんなが応援に来てくれたのだ。
気合いがあがる青島野球部
つづく
大変面白いです。 主人公の細川が魅力がなく、笹井役の江口洋介さんも今回はどうやら
悪役のようですが、それでも野球部がおもしろい。 なにかやってくれそうですね。
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