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ぴんとこな 第一話 あらすじ ネタバレ

ぴんとこな 第一話 あらすじ ネタバレ

歌舞伎の演目『春興鏡獅子』で主役の獅子の精(弥生)を演じるのは、
歌舞伎界のプリンス河村恭之助(玉森裕太)。

歌舞伎の名門・木嶋屋の御曹司で
声よし顔よし姿よしで、女性達の人気を博している。

恭之介を見ながら、「食べてしまいたい!」 という奥様方をにらむ一人の女子高生。

舞台を終え、チャラチャラとした恰好で出て行く恭之介に挨拶する
澤山一弥(中山優馬)。 だが恭之介は気にも留めず
「ま、がんばって!」 と声をかけ
表に出ると


「恭様~ 恭様!!」 と女性達の声とプレゼント

いつもの光景に、ハイハイと受け取る恭之介

すると一人の女子高生が前に出てくる。
恭之介と同じ学校の制服。

「そうか制服でアピールってわけか? で名前は?」
と 恭之介が女子高生の肩に手をかけると

えいや! と 女子高生は恭之介を背負い投げ

「大好きな演目だから、バイトしてお金貯めて見に来たのに、
お金返せ! 時間返せ!」 と 怒鳴って行ってしまった。


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その頃、客がひけたあとの舞台を眺める澤山一弥(中山優馬)
澤山一弥(中山優馬)に声をかける澤山梢平(松村北斗)

澤山梢平(松村北斗)は、御曹司というだけで演技もへたなのに
主役をはれる恭之介に嫉妬し、養成所上がりの自分たちには
無理な世界だと言うが、

澤山一弥(中山優馬)は絶対夢の舞台の真ん中に立ってみせると誓う。

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恭之介とファンの女の子と恭之介の友達の春彦(ジェシー)はプールへ行って大騒ぎ。

恭之介は稽古もしないで遊びほうけている。 どうせ帰ったら父にまた
ガミガミ言われるに違いない。


恭之介は、御曹司として幼い頃から大きな期待を背負い、
どんなに努力をしても
父親であり師匠でもある河村世左衛門(岸谷五朗)に認めてもらえないことから、
歌舞伎に対する思いが冷め、稽古をさぼり、舞台も手を抜いてしまうようになっていた…。

稽古をサボった恭之助を世左衛門は叱責、口論となる。

“好きでこの家に生まれた訳じゃない。この家と自分のメンツを守ることしか頭にない親父なんか、
ウンザリだ”と言い放った恭之助。

恭之介の母が危篤の時も、父は舞台に穴を開けられないと
危篤の母を置いて、舞台に戻って行った。 そんな父を恨んでいた。

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翌日、恭之助は昨日自分を背負い投げした女子高生と再会する。
名前は千葉あやめ、貧乏で学校の片隅で畑を作っていた。

何食わぬ顔のあやめに文句を言おうとするが、
「河村くんの芸は、逃げてる芸。見る人の胸に響くものはなかった」と
再びキツいダメ出しを浴びてしまう!

そこで恭之助は、あやめには大好きな歌舞伎役者がいることを知る。

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その日、恭之助は稽古に参加するも、
厳しい指導についていけず鬼師匠・松吉(髙嶋政宏)に怒鳴られる。
それを見ていた澤山梢平(松村北斗)ら若手たちに馬鹿にされ、
その美貌と技量でメキメキと評価を上げている澤山一弥(中山優馬)には、
「恭之助さんの鏡獅子、拝見しました。…でも、とてもガッカリしました。
子供の頃、あなたの歌舞伎を見て衝撃を受けましたが、今は何も感じない」
と吐き捨てられてしまう。

昨日のあやめといい、今日のこの澤山一弥(中山優馬)といい
そして鬼師匠松吉の叱責・・ もう落ち込むしかない恭之介だった。

そんな恭之介を見て、澤山一弥(中山優馬)は、松吉に
「もう少しいい役をつけて頂きたい、チャンスを頂きたい!」
と願い出ると、 頑張っているのはわかるが分をわきまえろと
厳しい言葉が帰ってくる。 努力だけで這い上がれる世界ではない。
また、いくら名門の出でも、努力なしに頂点を保ち続けられる世界でもないのだ。

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稽古場を出た澤山一弥(中山優馬)を澤山家(轟屋)の一人娘、優菜が待ち構えていた。
その様子を見て、佐賀田完二郎(山本耕史)は すべてを察知する。
轟屋には跡取りが居ない、あんなに上を目指している澤山一弥(中山優馬)が
もしも一人娘の優奈と結婚すれば、轟屋の名跡を継ぐのも夢ではない。

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実は、あやめの好きな役者は、この澤山一弥であった。
小学生の頃、あやめが一弥に歌舞伎を教えたことで心を寄り添わせたが、
あやめの父が事業に失敗し、離ればなれになっていた。
それから10年。“トップの歌舞伎役者になったら迎えに行く”と、
一弥に告白されたことを信じ、あやめはずっと一弥を想い続けてきたのだ。



一方、一弥は歌舞伎とは無縁の家に生まれたため、主役の座をつかむ糸口を見つけられずにいた。
しかし、一つだけ道は残されていた…。

弟子として入門した轟屋の総帥・澤山咲五郎(榎木孝明)の一人娘・優奈(吉倉あおい)は
一弥に恋をしているのだ。
世襲制が残る歌舞伎界ゆえ、彼女と結婚する者が轟屋の名跡を継ぎ、
数々の舞台で主役を務める立場を手に入れることになる…。
「頂点を目指す」という野心に燃える一弥は、
後ろ盾を手にするために優奈の思いを受け入れる…。

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そんな時、あやめと恭之助の間にも変化が。
恭之介が凹んで歩道橋を歩いていると、向かいから自転車に乗ったあやめが
全速力で走ってきた。 どうやらブレーキが効かなくなったようだ。

このままいけば激突すると思った恭之介は、あやめの体を
抱き寄せて身を挺して救う。

自転車は大破してしまったが、あやめは無事だった。
気が付くとそばに恭之介が倒れている。

「河村君!」 と名を呼び、走って行ってしまう千葉あやめを見て
恭之介は、みんな自分を置き去りにする・・・と落ち込んでしまった。

だが、しばらくすると恭之介のおでこに、あやめはハンカチを乗せ
「ごめんね、遅くなって。携帯も持ってなくて、公衆電話も遠くて
今救急車来るからね。 私、ちょっと救急車誘導してくる」
と 言ってくれたあやめ。

走って救急車の誘導に行こうとするあやめの腕をつかみ
抱きしめ、「そばに居てくれ・・ひとりにしないでくれ」

と強く抱きしめる。 「はい・・」 と あやめ

(嵐の大野くんは多分ショックだと思いますね。川島海荷ちゃんのこと
すごく妹みたいにかわいがっていましたからね、怪物君で共演してから
そのあと嵐にしやがれで共演したとき、海荷、海荷って言っていましたから)
*あくまで管理人の個人的見解です

病院で気づく恭之介のそばにずっとついていてくれたあやめに
素直に ありがとう という恭之介。

一人で暮らしていて、貧乏なのに明るいあやめに
「寂しくないのか? 」と聞くと

「大好きな歌舞伎があるから」 と答えるあやめ・。


病院を出て帰る途中、
あやめに「あなたには華がある、
必ず歌舞伎界を引っ張っていく人になる」と褒められ、
すっかり舞い上がり、恋に落ちる恭之助。

「あいつ、俺のこと好きだったんだ・・

あやめ~!」 と ベッドで叫ぶ

恭之介が あやめ と叫んだ声は下まで届いていて
家政婦のシズは 恋の予感と・・

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翌日、けがをしているのに、なぜかうれしそうな恭之介
そしていきなり稽古に励むと言い出す。

一方、澤山一弥(中山優馬)は木嶋屋に稽古に行くという。


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あやめは、学校でかつあげされている澤山優菜を助ける。

「もっと強くなれ!」 という あやめ

「どうしたら?」 と聞く優菜

「大切な人のことを考えると超力が湧いてくる」 と言うあやめ

あやめの大切な人は澤山一弥(中山優馬)、そして優菜も。

バイトに向かうあやめを待ち構えていた、恭之介
次の公演のチラシを見せて、見たけりゃチケットを取ってやると
言う恭之介
チラシの一番最後に澤山一弥(中山優馬)の名前を見つけたあやめの目は
輝き、 「行きたい!」

「おう、。じゃチケット取ってやるよ!」 

「じゃ、お願いね、私、バイトあるから」 とあやめ

あやめともっと一緒に居たい恭之介は
「俺んちに 稽古見に来いよ」 と言ってしまう。

子どもの頃、亡くなってしまった母親がよく歌舞伎に連れていってくれたことから
歌舞伎の華やかな世界がおとぎの国に見えて、はまってしまった
というあやめ

名門、木嶋屋の稽古場を見たくないわけがない。
いそいそと一緒に向かう。
その様子を見て、春彦は 「そういうことか!」 とすべてを理解する。



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木嶋屋に着き、稽古場に案内すると、そこには澤山一弥(中山優馬)が
しかも完二郎が演じるお軽の役を演じていた。

目の前の澤山一弥(中山優馬)を見て、固まるあやめ。
そして澤山一弥(中山優馬)。

あやめはいきなり外へ駆け出し、恭之介はそれを追う

「おまえの好きな役者って澤山一弥(中山優馬)か?」

「うん、小学校の同級生が歌舞伎やってるから応援してるだけ」

「それにしちゃ、派手なリアクションだな。 まさか初恋の相手?」

「一番の歌舞伎役者になるって、そしたら迎えに来るって。
でももうとっくにむこうは忘れてるだろうけど」と あやめ

「まさかずっと思い続けてるわけじゃねえだろうな?」

「そんなことあるわけないじゃん」 とごまかしたものの
あやめは バイトに行くと言って走って行ってしまう。

一人になり 「ヒロ君・・」 と涙ぐむあやめ


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家に戻った恭之介は澤山一弥(中山優馬)がお軽を演じて
なかなかのものだったと父に告げられ・・


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あやめは、稽古場で会った時の澤山一弥(中山優馬)の冷たい目を思い出す。
子どもの頃もらった、なでしこの花。 押し花にして今も大事にしている。

「追いかけても来なかった・・ヒロ君」

子どもの頃の別れを思い出す。父の仕事の失敗のせいでわかれなければならなくなり
泣くあやめに、一番の歌舞伎役者になって迎えに行くから頑張れと言ってくれたヒロ君

バスが来て、あやめは歌舞伎役者の人形をヒロ君に手渡す。
ヒロ君はそばに咲いていたなでしこを手折ってプレゼントしてくれた。

以来、ずっと大切にしてきたナデシコ。

「ヒロ君・・・私のこと忘れちゃったの?」

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一方、一日も早く頂点に上り詰めたい澤山一弥(中山優馬)は稽古をしている。

優菜が 「弘樹、聞いて!」 と飛び込んでくる。

優菜はカツアゲされそうになったら、先輩が助けてくれて
強くなるには大切な人のことを考えればいいと言われたが


「弘樹は 私のこと、考える?」 と優奈

「もちろん」 と 弘樹

「弘樹とはずっと一緒に暮らしてきて、家族以上だけど時々
弘樹のこと何も知らない気がしてて怖くなる。
弘樹・・ずっと一緒だよね?」と 優菜

「はい・・」 と答える弘樹(澤山一弥(中山優馬))の目は
どこかうつろ・・

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学校で、恭様と騒がれ続ける恭之介

チケットをあやめに届けに来たが、あやめは居ない。
あやめは校門のところで初恋の相手を待っているという。

彼に会った時制服だったから、彼がこの学校の生徒だとわかって
迎えに来てくれるかもしれないとずっと待っているらしい

それを聞いて校門に向かう恭之介

「そんなに会いたきゃ、自分から会いに行けばいいじゃん。
なんなら俺が会わせてやるよ」 と
恭之介はうじうじしているあやめにいらだち 手を引いて行こうとすると

「やめて!河村君みたいに恵まれた人にはきっとわからないよ。
本気で悩んだことも苦しんだこともないでしょ!
だから河村君の芸は胸に響かないんだよ。
私だってわかってるよ・・
会いに来るわけないって・・・
わかってるけど
私にはヒロ君との約束だけが支えだったの。
一番の歌舞伎役者になったら、きっと会えるって信じて、
だから一人でも頑張って来れたの。

彼がくれたこんな花が私には宝物で・・
むこうはとっくに忘れてるのに・・
ホント、バカみたい・・」
あやめは 走っていってしまう。

落ち込んだ恭之介は些細なことから、大勢と喧嘩になり
顔を殴られそうになるが、助けたのは澤山一弥(中山優馬)

「助けてもらわなくても!」という恭之介だが

「別に恭之介さんを助けたわけではありません。
顔は歌舞伎役者の命ですから。
恭之介さんにはベストな状態でいていただかないと、
言い訳されても困りますから。」 と 言い
去って行こうとする澤山一弥(中山優馬)に

「待てよ。おまえ、千葉あやめと幼馴染なんだろう?
なんで会いに行ってやらねえんだよ」 と 恭之介

すると澤山一弥(中山優馬)は 笑って
人の心配をしている場合か?そんな暇があったら稽古でもしろ、
僕との差が開かないように。 と言う

むかついて
「おまえのその バッカみてえな自信はどっからくるわけ?」
と 恭之介

「努力してきましたから。
やみくもに身の程知らずな発言をするほど、僕はおめでたくはありません。
あなたが名門の御曹司という立場にかまけてなまけている間に
僕は血のにじむような努力をしてきた。

名前しかないあなたに、絶対に負けたくはないんです。」
澤山一弥(中山優馬)はそう言って走って行った。

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恭之介は学校をやすんで稽古に集中することにした。

「どうしても負けたくない相手がいる」と 春彦に。

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学校でずっと思い続けていたヒロ君への失恋で落ち込むあやめ
友達に恭様にしたら? と言われ、そういえば
すこし言い過ぎたかも・ ・ と思っていたあやめに
いきなりなでしこの花束が届く

カードには
「ずっと君を思っている ヒロキ」 と書いてあった。

恭之介を探し、澤山一弥(中山優馬)の連絡先を聞きたいが
恭之介は休んでいる。



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稽古場で恭之介と澤山一弥(中山優馬)の火花が散り
鬼吉松も、少しは見られるようになってきたなと、認める。

稽古終わりに、恭之介は澤山一弥(中山優馬)を呼び止め

「本番楽しみにしてろよ、俺が名前だけじゃないってことを
見せてやる。 それと俺は千葉あやめを好きになったから
あいつに認めてもらう男になる。 わざわざおまえにいう事でも
ないけどな」 と 恭之介

それを聞いても全く動揺しない澤山一弥(中山優馬)

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木嶋屋に戻り、稽古場で父の稽古を見る恭之介

あまりの迫力に見とれてしまう恭之介

恭之介が稽古場で公演の稽古をしに来たことから

「やっとやる気になったか・・バカ息子」 とつぶやく河村世左衛門

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シズに肩をもんでもらいながら、かわいげのない息子だという世左衛門

だがシズは、恭之介が生まれた時、跡継ぎが生まれたとみんなが喜ぶ中で
世左衛門だけが ぽつりと言ったのを忘れられないという。

「この子はうちに生まれてきたことを幸せに思ってくれるだろうか」

結局、自分と同じように名門木嶋屋の名跡を継ぐということは
そうとうなプレッシャーに違いなく、子供の未来を案じたわけだ。

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毎日毎日、あやめにはなでしこの花束が届いた

「君にしあわせが 届きますように ヒロキ」 と書いてある

毎日花束が届くあやめは、みんなにうらやましがられ
春彦に恭之介のことを聞くと

「お前が悪いんだよ。お前が無神経なことズケズケ言うから
学校来るの嫌になったんだよ。自殺でもしたらおまえのせいだからな」
と おどかされびっくりするあやめ

木嶋屋に来てみるが、チャイムを押す勇気がない

シズが帰ってきて勝手口を開けてくれる、忍び込むあやめ

すると誘導されるように稽古場が見えた

頑張って稽古している恭之介の姿に安心するあやめ

するとアラームが鳴り、恭之介は花屋に電話をする
ナデシコのアレンジメントで、メッセージも添え、
最後にヒロキ と告げ、

「さぁ、やるか!」 と また稽古

「河村君・・」 あやめは恭之介の優しさにふれる。

稽古中の恭之介にシズが同級生が会いに来ていると告げる。

どうせ変なおっかけだろうから適当に追い返して と恭之介

「いいんですね? 千葉あやめ って子ですけど」 とシズ

あわてて外に出る恭之介

あやめは様子を見に来たと言い、この前言い過ぎたことを詫び

「お花・・・ありがとう」 と言う

とぼける恭之介に

「って、ヒロ君に伝えといて」 と あやめ

そして
「私、やっぱり河村君はすごい人になると思う。」
と 笑顔で言うあやめ

帰って行くあやめを追いかけ、明日の公演のチケットを渡し、
「明日の公演来てくれ、っていうか見て欲しいんだ。
今度は絶対がっかりさせないから」 と 恭之介

あやめは喜んでチケットを受け取る。 澤山一弥(中山優馬)のためでなく、
恭之介の舞台を見に行くのだ。

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そのころ澤山一弥(中山優馬)は、明日の舞台を控えて
お守り袋を手にしていた。中には多分あやめが作ってくれた人形が。

優菜が入って来たのであわてて隠す。

「弘樹のためならなんだってするからね」 という優奈

「ありがとうございます」 という弘樹だが・・


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あやめは、明日の舞台を見に行く服がない。
やはり制服・・

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公演当日

春彦もシズと一緒に来ている。あやめも、やはり制服だ。

恭之介は落ち着かない。

弟子に 「気合入ると、こんなに緊張すんのか?」 と聞いて

「今までなんだったんすか?」 と言われてしまう。


気分転換に表に出ると、お軽をやる予定だった完二郎が
ぎっくり腰に。 代役が居ない・・

すると澤山一弥(中山優馬)が名乗り出る。
一蹴する吉松に対して、世左衛門は自分が責任を取るといい
やらせてみることに。


動揺する恭之介に 世左衛門は 初めてアドバイスを。

「完璧に準備できてるなら、相手が誰であろうと関係ないはずだ」

場内アナウンスが流れ完二郎の代わりに無名の澤山一弥(中山優馬)が演じると聞いて
怒って帰るお客も。

幕が開き、恭之介は 「俺とお前の勝負だ」 と澤山一弥(中山優馬)に。

仮名手本忠臣蔵 道行旅路の花聟


勘平役の恭之介も お軽役の澤山一弥(中山優馬)も 美しい。

恭之介は勘平の役を自分に重ね合わせる。
≪舞台に出てさえいればいい、どうせ誰も自分の演技なんて見ていない・・そう思っていた
自分をごまかして、いつも逃げることばかりを考えていた
けどもう今までの俺とは違う。
こいつにだけは負けるわけにはいかないんだ!≫


一方澤山一弥(中山優馬)は
≪僕は今舞台の真ん中に立っている。 この日のために必死で努力してきたのに
何だ・・この舞台を覆い尽くすような静けさは。・
僕は・・・ ダメなのか・・・≫

澤山一弥(中山優馬)が あきらめかけたら

「轟屋!」 の声がかかり 大拍手が起きる。

「ヒロ君 やったね」 と あやめ

≪このままじゃ終われねえ! ≫ 次は恭之介の見せ場だ。


≪俺は何があっても この世界で生きていくことを選んだんだ≫
見得を切る恭之介に 大拍手が起きる

≪河村君には華がある、きっと歌舞伎界を引っ張って行く人になる≫
あやめのことばを思いだし

≪見てろよ、これが河村恭之介だ!≫ と見得を切る恭之介

「木嶋屋!」 の声が飛ぶ

拍手の嵐

お軽と勘平は手に手をとって花道をはけて行く

鬼の吉松も

「一弥めよくやりましたな」と 褒める。


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恭之介と澤山一弥(中山優馬)はシャワーを浴びながら

今日は引き分けだが頂点に立つのは自分だとお互いに言い張る。

そして、澤山一弥(中山優馬)は

「わざわざいう事でもないですが、
僕は今までずっとあやめちゃんを思い続けて来ました。
そして、今日、どんな形にせよ舞台の真ん中に立つことができたから
今日からあやめちゃんは僕の物です」と 宣戦布告し

あやめを探す

あやめを見つけ 「あやめちゃん!」 と声をかけ
にっこり笑うヒロ君

「ヒロ君」 とうれしそうなあやめ。

落ち込む恭之介  

続く

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