ラスト・シンデレラ 最終回 あらすじ ネタバレ

ラスト・シンデレラ　最終回　あらすじ　ネタバレ

凜太郎にプロポーズされ、一緒にＮＹへ行かないかと言われ
初めて凜太郎への気持を、確かめた桜

一度、広斗と話してくると広斗を呼び出した桜

だが、桃のアニキの勇介がチンピラらと桜にからみ暴力をふるい
殴られながらも桜をかばう凜太郎を見て

広斗は決心する・・

桜を幸せにできるのは凜太郎・・
自分は一生千代子への罪悪感から逃れられそうにない・・

雨の中、久しぶりに桜と会い

「まただまされちゃってんじゃない、全部ウソ、好きだって言ったのも
プロポーズしたのも全部ウソ、きめえんだよ。
俺の周りをうろつくな」

広斗はありったけのひどい言葉を桜に浴びせる。
桜の自分への気持が少しでも残らないように・・・

桜は雨の中、歩きつづけ、びしょ濡れで帰ってきた桜を
抱きしめる凜太郎

そして・・・
広斗も雨の中、桜を忘れられずに号泣していた。


志麻も、美樹も健一も、立花と桜はお似合いだと思うが
でも桜の気持はまだ凜太郎にすべてあるわけじゃない。
広斗のこと、忘れられてないのなら、それは凜太郎に失礼なんじゃないか
いや、凜太郎はそのことも含めて桜を受け入れようとしている。

ENDOではみんなで桜の心配を・・

桜はそれを聞いていて、心配をかけて申し訳ないと謝る



ウェディングドレスの試着

会社では反対するかと思ったら、凜太郎と結婚して桜がＮＹに行くことは
社長は大賛成。　桜、凜太郎、二人のヘアスタイリストがいれば
ＮＹ支社は安泰と言っているらしい。

試着室から出てきたのは美樹。
美樹は公平と式をあげなおすのだ。



マンションに戻ると凜太郎が声をかける。
上り込むと荷物がまとめてある・・・複雑な思いをごまかすように
ビールを受け取り

「サンキュー！」　とはしゃぐ桜

美樹のドレスの話をしたりヘアスタイルの話をしたり

「おまえは？　まさか普段着で行くつもりじゃないだろうな？」

「そうだよね、そろそろ考えなきゃね。
でもね、靴はこの前立花が買ってくれたやつ、
あれにしようと思ってるんだ。
あれにあわせるとしたら、どんな服がいいかな？」


「俺に聞くなよ」

「私よりはセンスいいじゃん。」

「ま、おまえのセンスのなさは異常だもんな、しゃあねえな
いい店知ってるから紹介してやるよ。」

「ほんとに？　なにからなにまで」
とはしゃぐ桜

「なぁ・・・」と真剣な顔の凜太郎

一瞬ひるむ桜

「実はおまえに話してなかったことが・・」

「なんだよ、チュウされたらどうしようかと思っちゃった。」

「あいつが・・・おまえの元カレ・・」

「広斗くんの話しはもういいよ。」　と　桜

「あいつの話しじゃねえよ。俺の話しだよ。あいつがチョコちゃんに言われて
おまえに近づいたこと、実はけっこう前から知ってたんだ。」
と　告白する凜太郎

「ふーん　そうなんだ。」と　桜

「チョコちゃんは、俺とおまえの仲を嫉妬して、あいつをお前に近づかせた。
だからお前が巻き込まれたのは、もとはといえば俺のせいなんだ。」

「立花が責任感じる必要ないよ。　でもな何でもっと早く言ってくれなかったかなぁ」


「いや、言えなかったんだよ。お前があいつのこと好きだったから。
でも理由はどうあれ、俺も黙ってたわけなんだから、あいつのことだけ
責められないなって。」

「もういいよ」

「あいつは今でもおまえのことが好きだと思う。
あいつがおまえにひどいこと言ったのは　多分・・」


「わかってる。このままじゃ二人ともかわいそすぎる。
でもね、私がいまさらね、いろいろ気にすることじゃないんですよ。
そんなことよりほら、ニューヨーク行きの件なんですけど
もうちょっと時間ください。」

「うん」



桜を失った広斗は、ＢＭＸの練習にも身が入らない。

立花が来る

「チョコちゃんと何かあんの？」　と凜太郎

「逆恨みなのはわかってます。　あなたにも脅すようなまねをして
悪かったと思っています。けど俺まで見放したらかわいそすぎるんで。」
と　広斗


「同情で彼女が救えるとは思えないけどな」　と凜太郎

「愛に飢えてる子供なんですよ、千代子は。
無条件にあいつを愛してくれるやつが見つかるまで
俺はそばにいます。兄の俺でもいないよりはましでしょ。」
と　広斗

「来週、俺は転勤でニューヨークへ行く。
あいつも一緒に連れていくつもりだ。
いいんだな？　連れてって。」

「あなたなら、経済的にも人間的にも彼女を支えてあげられる。
彼女を幸せにしてあげてください」　と　広斗



桜は弁当を買おうとして、財布の中に入った広斗がくれた
婚約指輪を見つめる

弁当をもらって、歩き出すと千代子に出会う。
逃げる千代子　追いかける桜


「もうそろそろ・・彼を広斗くんのことを自由にしてあげてくれないかな。
誤解しないでね、私達のことはもう終わったことだから。
ただ、広斗くん、かなり辛そうだったからさ」

「話したんですね、やけどのこと・・」　と千代子

「うん、チョコちゃんも辛かったね。でも広斗くんだって
もう十分すぎるほど苦しんだんじゃないかな。」　と桜が言うと


「あなたに何がわかるっていうの！」　と激怒する千代子

「わからない！！　チョコちゃんの痛みはチョコちゃんにしか
わからない！でもこのまま彼を縛り付けておいてもしょうがないって思うの。
彼を開放してあげないと、チョコちゃんだって自由になれないと思う。

広斗くんが不幸なら、チョコちゃん幸せ？

そんなことないよね？　ちっちゃいころから一緒に過ごしてきた
兄弟なんだもの。　一生誰かを責めながら生きていくのって
寂しすぎるよ。広斗くんだって、チョコちゃんだって
もう十分すぎるほど苦しんだんじゃないかな・・」

桜にそう言われ広斗の所へ行ってみる
やっぱり広斗は元気がない



ENDO

「健ちゃんのそばももうすぐ食べられなくなるなぁ。」


「大丈夫。時々作りに行ってあげるから。
交通費は経費で落とせるでしょ？」

「無理だよ」

「無理か・・」　と健一

千代子が入ってくる

「今日・・桜さんに会いました。桜さん、あんなにひどいことされたのに
まだ広斗のこと、心配してて、広斗を自由にしてやってくれって。
フフッ・・私にそんなこと言ったら　逆効果になるとか思わないのかな？」
と　千代子

「基本的に人を疑うってことを知らない奴だから。」と　凜太郎

「はぁ・・・嫌だなぁ、人を好きになっただけなのに、ただそれだけなのに。
傷ついたり、傷つけたり。　こんなに苦しいことばかりなら
もう誰のことも好きになりたくない。」　と　千代子

「俺はチョコちゃんに感謝してるよ。誰かが自分のことを好きでいてくれるって
思うだけで自信になるし、力になる。ふと思ったんだよね。
俺が一人でもずっと孤独じゃなかったのは、チョコちゃんのおかげかもしれないなって。
俺なんかのことを好きでいてくれてありがとう。」凜太郎のやさしいことばに
涙ぐむ千代子

ハンカチを差し出す凜太郎


凜太郎の母、光子の店

おしゃれだが気取らない店で桜ははしゃいでいる。

凜太郎にセンスゼロだって言われたと桜

「あら、困ったそんなんじゃこの店まかせられないじゃないの。
あ、　まだちょっと気が早かったか・・
ねえ、結婚式ならここら辺がお勧めよ。」
と　言っていた凜太郎の母と

健一の店でそばを食べる桜

「おいしい、ケンちゃんなかなかやるじゃない！」
と　光子

健一は光子にあえて感激。

光子は健一にも桜にも、たまには親に連絡をしなさいという。

光子はＮＹのことを聞いたと言い、凜太郎から言い出したなんて
驚いたけど、桜さんはまだ迷ってるみたいねと。

図星

光子は大賛成だが、桜の人生は桜が悔いのない選択をしろという。


桜は凜太郎の部屋にあがると、凜太郎は寝ていた。
机の上に単語カードを見つける

「私の名前は遠山桜です」

「４０歳です」

「不器用です」

「後先考えず突っ走って失敗してしまいます。」

「明るくしていてもほんとうは寂しがりやです。」

桜は涙ぐみ、自分のことをすべて理解してくれている凜太郎の顔を見つめ
ソファーに寝ている凜太郎に毛布をかける

きれいな顔の凜太郎を眺めていると

いきなり飛び起きる凜太郎

「びっくりした、いつから居た？」

「ニューヨーク行く」　と　桜

「え？」

「立花と一緒に行く。　荷物は後にするよ。
志麻ねえと美樹に頼むから」

と言っておみやげの寿司を渡す

「お前、寿司食って来たの？　呼べよ！」
と凜太郎

「だって　女同士で盛り上がっちゃってさ、
カラオケまで行ってきたんだよ」


「しょうゆ」と　凜太郎

「おめえがもってこい。　うまそうだなぁ
これたまんねえな」　と　桜

「ったく、しょうゆ・・」
凜太郎はせっかく荷造りした荷物のなかをさがしまわる
凜太郎が手を延ばした時、凜太郎の下着が見え

ドキっとする桜は

単語帳をカタカナで読みはじめる。

「ホエアイズアスタチオン　スタチオンってなんだ？」

「はぁ？　お前勘弁しろよ」　と　凜太郎

何枚か単語カードを読ませ、全く英語ができない桜を
笑う凜太郎

桜はおでこにパチッと！
「笑いすぎなんだよ！」


ＥＮＤＯで盛り上がる公平と智則と健一

なにやら　話題はあっちのことらしい

そこへ凜太郎

凜太郎は公平に聞く

「なんで奥さんと結婚しようと思ったんですか？」

「うわっ、デジャヴだ（前に広斗にも同じことを聞かれたから）。

それはね、一生一緒に居たいと思ったからですよ」
と　公平

俺は相手すら居ない・・という智則の前に健一が。

「いやいやいや、それは　ない！！！」　と　智則



ニューヨークへ行くと決めた桜を囲んで一緒に飲む美樹と志麻

桜は酔いすぎて、志麻が送って帰る途中、凜太郎に出会う。
凜太郎が桜をおぶり、立花の部屋に連れて戻る。

酔った桜をベッドに寝かせ、靴も脱がせる凜太郎

桜の寝顔を見ながら、キスをしようとする凜太郎

「広斗君・・」　桜はそうつぶやく

ショックを受ける凜太郎


Happy go lucky

今日は美樹の結婚式で貸切

おっちょこちょいで、足元に気をつけろとみんなに言いながら
自分が転んでしまう桜を　気遣う凜太郎

「どこ行っても、桜さんと立花さんはこんな感じなんだろうな」
と　智則ら

凜太郎はそれには答えず・・


ウェディングドレスの美樹のヘアを整える桜

自分も着替えてくるとその場を去る桜

志麻の声
「桜、気にしてるそぶり見せないけど、今日全国大会だよね」

Happy go luckyに戻って来る桜
凜太郎が一人でいる。

凜太郎は桜のヘアメイクをしようと待っていてくれた。

「時間ないから適当に」　という桜

「うるさい」　と凜太郎

メイクもきれいに整えてくれる凜太郎

自分でメイクしておいて、美しい桜に見とれる凜太郎

飛行機のチケットは自分が持っているといい
凜太郎は先に店を出る。

今日は一緒にニューヨークへ旅立つ日なのだ。



千代子は両親に形成外科に行くと言っている

「やけどの跡をなおしたい。」　という千代子

喜ぶ母

「連れてってくれる？それから広斗、おにいちゃんを許して欲しいの。
おにいちゃん、パパの会社に就職するの本気だった。
面接用のスーツ買うの付き合ったから確かだよ。
今日の大会で結果を出したら一区切りつくと思う。
そしたらもう一度だけチャンスをあげてくれない？」
千代子はそう言った



美樹の結婚式
真っ赤なドレスの桜は美しい

公平は号泣しながら美樹と入場

結婚式

そのあとのパーティ
志麻の彼氏も呼ばれている。今日は志麻が選んだ服を着て
決まっている。

志麻はのろけながら

「じゃんけんで決めるとはなぁ」　という桜に

「始まり方なんてどうでもいいってことよ。
お見合いでもネットでも、大事なのはそのあとだもん」
と　志麻

「うん、そうだね」　と　桜


ＢＭＸの全国大会

広斗は相変わらず元気がない

だが、千代子が両親を連れてやってくる。

「何がなんでも優勝してよね」　と　千代子

驚く広斗



美樹の結婚披露宴

志麻のスピーチ

「これからもずっと友達で居てね。
武内さん、美樹をこれからもずっと幸せにしてください」



ＢＭＸ大会の広斗

千代子と両親が見ている

広斗がジャンプして落ちた・・


「広斗！」　と叫ぶ千代子

なんとなくその声が聞こえたような桜


美樹の結婚式のブーケトスは　健一がゲット

健一は　すかさず智則を抱きしめ

「ありがとう、みんな幸せになります」




トイレに走ろうとした桜に

凜太郎が
「大変だ、広斗くんが予選で転倒して大けがしたって。
行けよ。　早く」

「わかった」　と　走り出す桜

行ってみると広斗はけがしていない。

「けがしてないんだったら帰る。　立花のやつ・・」　と　桜

「立花さんに行けって言われたんだ？」　

すると　もう決勝の時間とせかされる広斗

「もう優勝なんてどうでもいいんだよね、
モチベーションないんだ」　と　広斗

「はぁ？　あれも嘘？

全国大会で優勝するって言ったでしょ。
夢なんでしょ？　好きなら追いかけなさいよ」

と　桜は何かを投げつける

広斗が拾うとそれは広斗がプロポーズした時に渡した
指輪だった。

後を追う広斗

だが桜の姿はない。

決勝
広斗は桜の指輪を握りしめ、精一杯のパフォーマンス

興奮する両親


ドレスを着てハイヒールを抱えて　走り回る桜

バスターミナルに居る凜太郎を見つけ

「立花！」　と　叫ぶ

「お前何しに来たんだよ。」　と凜太郎



「ありがと・　・・私やっぱりニューヨークには・・」

「わかってるよ、自分の気持に嘘ついてるキンなんて俺の知ってるキンじゃないよ。
お前のいいところは嘘がつけないバカ正直なところだろ。
お前から正直取ったら　何が残んだよ。
お前バカしか残んねえじゃねえかよ。」

「ごめん」　と桜

「あのさ、何か勘違いしてるみたいだけど、
ニューヨークに行ったらって別におまえと付き合うつもりとか
なかったから。勘弁しろよ、なんでお前なんかと付き合わなきゃ
なんないんだよ。確かに　一緒にニューヨーク行くか？って言ったけど
向こう行ったら付き合おうとか一緒に暮らそうとかそんなこと
一言も言ってないじゃん。」　凜太郎の精一杯の嘘に
涙ぐみながら

桜も　「こっちだってお断りだよ」

「もういいから帰れよ」　と　凜太郎

「せっかく来たんだから見送るよ」　と　桜


「いいよ、恋人同士じゃあるまいし、気持ち悪い。」と　凜太郎

「相変わらず減らず口だな」　と　桜

「店頼んだぞ」　と　言われ　「わかったよ、立花も頑張ってね。じゃぁね。元気でね」　

桜は一旦帰りかけるが　振り返り

「ありがとう！」　と凜太郎に


「いいから早く行けよ」　と　凜太郎は言い　桜を見送ると


「幸せになれよ」　とつぶやく

自分が持っていると言った桜の航空券は、マンションのカウンターに
置いてきた

凜太郎は初めからこうするつもりだった

だが桜の幸せを見届けて、凜太郎の顔は晴れ晴れしていた。

大会を終えた広斗の前に真っ赤なドレスで現れた桜

「桜さん、　どうしてここにいんの？ニューヨークは？
いつたつの？」

「今日・・　だってキモいんでしょ？
私だまされてんでしょ。　あきたんでしょ。
付きまとわれたくないんだって言ったよね？」と　桜

「あんなの嘘に決まってんじゃん」　と　広斗

「広斗くん嘘ばっかりなんだもん。」　

「多分立花さんのほうが桜さんを幸せにできると思う。
でも・・やっぱり俺桜さんのこと好きだよ」

「信じられないね」


「ほんとに好きなんです。大好きです。」

「駄目、全然響いて来ない！」　と　叫ぶ桜

「あなたと離れてから毎日長くて辛くて退屈で
今までどれだけあなたに元気もらってたかよーくわかった。

俺はもうあなたがいないと生きていけない。

あなたが居ないところで生きていたくない。
もう離れたくないんだよ。　もう二度と離れたくないんだよ。」
そう言って桜を抱きしめる

「もう二度と嘘つかないから。
プロポーズもこれで最後にする。
桜さんのおかげで優勝できたし、仕事も頑張るし
夢もあきらめないから。

だから・・桜さん

俺と結婚してください。」　と広斗

「はい・・・
離れないよ、もう絶対に離れないよ。
ニューヨークだってもう行かないって言ってきた」
と　桜

「桜さん・・嘘つき」　と　泣き笑いの広斗

「どっちがだよ」　と　桜

桜は左手を差し出す

広斗はひざまづき、指輪をはめてくれる。

抱き合う二人
桜をかかえて一周回る広斗

キス、キス、キス


信じればだれもがなれるシンデレラ

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終わり

篠原涼子、すごくきれいでしたね。ラストの真っ赤なドレスはどこのブランドでしょう？
申し訳ないけど花嫁さんより美しかった。

こんなに年齢差があっても、こんな美しい三浦春馬くんにひざまずかれ

「俺はあなたが居ないと生きていけない」　なんてせりふ
言われても、すごく違和感なく　こっちまで幸せ分けてもらえました。

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