お天気お姉さん ＃９ 最終回 あらすじ ネタバレ

お天気お姉さん　最終回　＃9　あらすじ　ネタバレ

武井咲ちゃんのドラマの中では好きなドラマでした。　
共演の佐々木蔵之介さんと、関ジャニの大倉くんも素敵です。




≪三雲三平：　太陽が３つ見えた奇妙な朝だった。
なぜか天川聡が僕のデスクに座っていたのは・・・
天川は僕と慶陵大学の同期であるが、蜜代をめぐる因縁以来
二度と顔をみたくないと思っていた男だ。

しかし事件はあの朝から始まった。
天川は、安倍晴子に1か月前に姿を消した教え子、
岩下陽子の捜索を依頼したが、その直後彼女は
六本木の高層マンションの一室でミイラ化した死体となって
発見された。
死亡推定時期は一か月前。
岩下陽子は首を絞められて殺された後
放置されてミイラ化したと僕は判断した。
しかし捜査は難航し、死んだはずの岩下陽子が
大学のキャンパスに出没するという幽霊事件まで起きる。
迷走する警察を尻目に、安倍晴子は鮮やかに幽霊トリックを解き
僕の心をますます虜にした。

おお！神よ！　などと言っている場合ではない。
岩下陽子を殺したのは誰なのか？　なぜ殺害された遺体はミイラになったのか？
異様な情熱で安倍晴子に迫りくる天川の真の目的はなんなのか？≫

安倍晴子は慶陵大学で岩下陽子の幽霊を出したのは、天川で
それはミストスクリーンというトリックだと謎解きをしてみせた。

もしもそれがほんとうなら、幽霊は死んだ岩下と同じ赤いドレスを
着ていたことから、岩下を殺したのは天川だと、青木は
天川を任意同行する。



三雲と一緒に帰りながら、三雲に

「大学時代は楽しかった？」　と質問する安倍晴子

他人には一切興味がないと言い切る、安倍晴子からの質問に
三雲はハトが豆鉄砲をくらったような変な顔をする。

それを指摘され、安倍晴子もとまどっている・・


警察では、青木が天川教授を任意同行してきたことで
また安倍晴子の入れ知恵か！と青木が叱られている。

このところの安倍晴子が難事件を解決しているという
一連の報道で警察の信頼が地に落ち、青木は安倍晴子との
接触は禁じられていたにもかかわらず、こんなことになってしまい
亀岡は激怒　八木はもうすぐ結婚が決まっているので

「頼むよ・・ゆとり・・」　とつぶやく




安倍晴子は気象図書館に一人いた。

三雲と天川の学生時代にタイムスリップする
人気があるのは三雲三平、天川は冴えない学生だ。
三雲に群がるワンレンボディコンの女達。



青木は天川の事情徴収

だが天川には1か月前ワシントンに居たという完璧なアリバイがあった。



遠藤と八木は10日前に岩下陽子をみかけたという
クリーニング店に事情徴収

だが、遠藤の勢いに、クリーニング店の夫婦は
結局　見なかったことに・・

結局、青木も天川を追い詰められなくて
誤認ということになり、亀岡らが謝罪して
天川を返す。

青木は責任を取って自宅謹慎に。


晴子はミイラに関する書物やここ10日間の
天気を再確認するが・・

モーニングＺでは、染谷がディレクターに言われ
ミイラ事件の解決を安倍晴子に促していた。

安倍晴子のことを
「うちの晴子・・」　と言い出す染谷のことが
気がかりでしかたがない澄乃

晴子のお天気コーナーが始まる

三雲は身を正して、聞いている。
爆弾低気圧女の掲示板も

「安倍晴子は神だ！」

「陰陽師の末裔だ！」


「平成の卑弥呼だ！」　盛り上がっている。

爪をとぎながら、それを見つめる天川

「気象予報士は・・消える・・」
そうつぶやいてテレビの安倍晴子を消去するかのように
突然電源を切る。


蜜代の店で飲む青木と三雲

安倍晴子はご飯を食べている。

青木の話しから、クリーニング店の夫婦が
岩下陽子を10日前に見たような見ないような・・
と言っている証言を気にする晴子

三雲は自分の検死にケチをつける気か？と
怒る。


「10日でミイラになることはありえない。
絶対にありえない」　と　三雲


慶陵大学の天川の講義を聴きに行く安倍晴子

「近い将来　天気予報などという曖昧なものは
この世から消えてなくなるだろう。

（ここで晴子の姿を見つけ）

気象はすでに我々の手の内にある。
近い将来、気象は人間が作り出すもの操るものとなるだろう。
科学の力によって、氷に閉ざされた北極も南極も砂漠も
もし緑の草原となり都市となれば地球はどんなに豊かになるか
考えてみたまえ！」

次期ノーベル賞候補の天川の講義は満員で
スタンディングオベーションを受けた。

みんなが帰ってからも残る安倍晴子

その晴子に
「気象は読むものではない、作り出すものなのだ。」
と挑戦状をたたきつける天川

「あなたは岩下陽子さんを六本木のマンションで
殺しましたか？
私は科学者ではありません。気象予報士です」

「気象予報士の時代は終わる。
君は単なるお天気お姉さんだ。

君は最後の気象予報士として
僕が殺人犯だという証拠を　しめしたまえ」　と天川


「わかりました」　と　安倍晴子

謹慎になっても目撃者がいないか、聞き込みをしている青木

岩下陽子が殺されたマンションの前に立っている
安倍晴子を見つけうれしそうに飛び出す青木

すると近所の男の子が

「あっ、安倍晴子だ！　刑事さん安倍晴子と
友達なの？」　と言って
ちょっと前にとなりで物音を聞いたと証言してくれた

そして二人でクリーニング店に行き、写真を見てもらう。
安倍晴子と青木の態度に

岩下陽子が赤いドレスを持ってきて
彼が今日ワシントンから帰って来るからどうしても
着たいと言っていたと証言する。


安倍晴子と青木は殺された岩下陽子の部屋に入り

「岩下陽子さんが10日前まで生きていたのは事実です。
でもこの部屋は、温度は低く、湿度は高いので
10日間でミイラになることは考えられません・・・

三雲先生にもう一度話してみます」
と安倍晴子

三雲は　「ありえない！」　を連発するが

安倍晴子は
「天川教授は間違っています。私はあの人を許しません。」

というと　珍しく声を荒げて三雲が

「許さないとはどういうことですか？
岩下陽子さんが10日でミイラになると証明することですか？

あなたは天才だ。　神だ。
しかしおごってはいけない。」　と。

「私は天才でも神でもありません。

でも・・あの人は許しません。
天候を操るなどと言うことは絶対に許しません」
と　安倍晴子は言い残して出て行く

蜜代ママの話しから
安倍晴子の父は猟師で天気をいつも言い当て
周りから神とあがめられていたが、その父が
天候を一度見誤って、そのために死んでしまい
安倍晴子は施設で育てられたが、施設でも
誰にもなじめず空を眺め、天気の勉強だけをしていた。
ということがわかる。

「だから天候を利用して犯罪を犯したり
天候を操ろうとする人を許せないんだ」　と青木

「心を閉ざして自分を守ってきたんだ・・・」と三雲

晴子は自転車に乗りながら、小さいころのことを思い出していた
亡くなった父がよく作ってくれた干物・・

安倍晴子は、慶陵大学の天川の教室に
こあじの丸干しを持って訪ねてくる

焼いて食べようという天川

どこかのおみやげかと聞かれ

「自分で作りました。　子供の頃父は家の中で
干物を作っていました。
段ボールの箱の中に小あじを乗せたあみを置き
その網の下から乾燥機のホースで熱い風を送ると
数時間で干物ができます。
小あじの丸干しはわたを出さずそのまま乾かします。」


「数時間でできるんですか？」
と研究生

「小あじなら数時間です。
でも　人間なら・・

教授は科学の力でなんでもできると言いました。
だから10日で人間をミイラにすることもできたんです。」
と　安倍晴子


そこへ青木と三雲が入ってくる

「天川教授。あなたは5月24日岩下陽子さんの首を絞めて殺し
アリバイ工作のためにミイラ化した。　そして10日後の
6月3日　我々警察が彼女を発見した。そうですよね？」
と　青木

とぼける天川だが

晴子は、天川が特殊な方法で高温低湿度な環境を作り出し
岩下さんの遺体を急速に乾燥させて
10日でミイラにしたのです。　という

ワシントンに居た！と主張する天川

「それは1か月前のアリバイです。
岩下さんが殺された5月24日の午後、
あなたはどこにいましたか？
アリバイはないはずです。　さきほど目撃者が
現れました。その日の午後、岩下さんは
クリーニング店に行き、彼がワシントンから帰ってくると
うれしそうに語りマンションに戻ってあなたに殺害された」
と　青木

まだとぼける天川

「おまえのような天才が　なぜこんなことを！」
と　天川の首根っこをつかまえる三雲

「ああそうさ、僕は天才だ。」　と　天川

「僕を利用し、安倍晴子と対決した。
人をためし、科学をもてあそんだ！」と
三雲

すると天川は

「僕は天才だ。　天才だ！　天才だ！」

と怒鳴り　天才の自分が従順だった岩下陽子を
かわいがったら、次第に彼女面してまとわりつき
あの日も　結婚を強く迫ってきたから殺したと
自供する。

警察

亀岡は
「命令を無視したあいつはクビだ。
あいつはクビをかけて安倍晴子を助けに行った。
もはや　ゆとりなんかじゃない。」　と・・


三雲と青木の前を自転車に乗って走って行く安倍晴子

≪古来、天候を制する者が世界を制すると言われてきた
この物語は人々の命と安全を守るために
気象予報に人生をかけた一人の天才お天気お姉さんの
物語である≫（いつもは三雲のナレーションだが今日は青木）



蜜の味でいっしょに丸干しを食べる青木と三雲

「昔よくこうやって一緒に丸干し食べたわね」と蜜代

「なんか夫婦みたいですね」と　青木

「夫婦だったのよ」　と蜜代

そういえばたくさん思い当たる。
そして蜜代は
もしかしたら晴子がもう戻って来ないかも・・と言う

寂しがる青木に、三雲はそれなら安倍晴子の気持を
受け止めてあげろという。

青木がその気になったところに、安倍晴子が戻ってきて
青木はがんばって告白・・・しようと

「おかえり・・」　という

だが、青木の横をさらりと抜けて晴子は

「私・・三雲先生が好きです・・」と三雲に。

三雲は　「すみません・・
僕に神を愛することはできません。
今のこの瞬間を僕は一生忘れることはないでしょう。
でも男として安倍さんを愛するには僕は
平凡すぎる、あたりまえすぎる、年も取りすぎている」


「そんなに重く受け止めなくてもいいんじゃないの？」
と蜜代ママ

「いや・・・
あなたのことは遠くから見つめていたいのです。
僕には・・
それしかできないのです。
それしか許されないのです・・」　
深く頭を下げる三雲

「わかりました。寝ます」
と言いながら　安倍晴子は動揺していた。


モーニングＺでは、染谷の新しいコーナーが
やっとできていた。

「ディレクター染谷の朝から事件簿」
第一回目は六本木ミイラ事件を取り上げた

安倍晴子は外でお天気の準備中

染谷のコーナーをみて　原口蘭は

「染谷、やっぱこのコーナー重いわ。
シリーズにするのやめる。　ごめんね。
あんたはお天気コーナー　やってなさい！」

いつも通り　安倍晴子のお天気コーナーが始まる

テレビで見つめている三雲

パソコンには　爆弾低気圧女のスレが

相変わらずの人気だが
最近三雲が書き込んでいないから
「ジジイ、最近、来ねえな」　と　書き込み

「生きてるか？　ジジイ」　と　続く

すると
「神への冒涜を許さない」　と　誰かが書き込む

「デタ！」　と　掲示板

三雲はあわてて

「なりすましか？」　と　つぶやき

「私達人間は、天候のもとに生かされている。
そのことを忘れたものを　神は許さない」
by Dr.Mikumo

と書き込むと

「長ゲーんだよ、ジジイ」　と　返事が

「無礼な！神の言葉だぞ！」と　三雲



青木は警視庁広報センターに飛ばされ幼稚園で
指導をしていた。

だが園児にも　「ボケ！」と突っ込まれる青木

園児の一人が謎の事件を告げる

「テレポーテーションって言うんだよ。
超能力」　と　園児

すると安倍晴子が
「それは超能力ではありません」　と　突然


「安倍さん！」　と喜ぶ　青木

「安倍晴子だ！」　と喜ぶ園児たち

「テレポーテーションでもありません。　それは・・・」

終わり

お天気お姉さん　キャスト

中島　/　鈴木伸之（劇団EXILE）
原口　蘭/　笛木優子
染谷　/野間口徹　（ＳＰ　田中一郎役）

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